65才以上の暴力事件急増・№6    2019年 1月 5日


●65才以上の暴力事件急増ー漢方での対応ー・№6

ひとは年齢とともに順繰りに衰えます。
これは誰もがそうなります。
50才を越えてくると、ひとつまたひとつと思い当たるふしが出てくるものです。

いつまでも若者のようにはいかなくなります。
そのひとつに心の問題もあるのですが、体が元気で体調が良ければ結構心も平穏でいられるものです。

そしてひとの衰えにはいくつかルートがあります。

ひとつは「毎日のご飯が美味しく食べられている(量が別)」
ひとつは「食事があまり摂れていない方」

漢方では、体の中心が「脾(ひ)」とあり、そこは土のような万物を生み出す栄養の源となっています。

ここが冷えたり、弱ったり、痩せたりすると食に影響が出て、それが体中の他の所へも波及していくのです。


食事はちゃんと摂れているか?
美味しく食べられているか?
そして、ちゃんと消化吸収されているか?

これが落ちてきた時は「脾(ひ)」が老化してきたのです。

栄養は五臓六腑に十分回らなくなり、二次的に他の所も老化してきます。
そして、どこそこにガタがきだすのです。

以前「老化とはひからびること」というブログをシリーズで書きましたが、それが進んでくるのです。(「老化とはひからびること」の記事はコチラ)

それを自覚した時、男でも女でも人は悲しくなります。弱くなります。
その反動で強がったり、大声でしゃべるようになってくる人もいるのです。

食事量や食欲から体の衰えを感じた時は、「加味平胃散(かみへいいさん)」「人参養栄湯(にんじんようえいとう)」などが良いでしょう。

食事だけでなく疲れやすくなったり持続力が落ちたと感じるなら、なお良いでしょう。





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