梅雨の季節はどうしてだるい!?・№1 2018年 6月30日



「晴れの国、岡山」も梅雨に入り、毎日のように雨が降っています。
日本は年間の降水量が、世界平均の2倍もあり、雨の多い国ですが、そのおかげで、何でも作物が出来、本来食料豊富な土地でもあります。
でもこの季節のジメジメのおかげで、体が重くなったり、だるくなったりと変調をきたしやすくなります。


その原因は湿度です。
漢方ではこれを「湿邪(しつじゃ)」と言い、湿気があり過ぎると体の内外の気がダメージを受けます。

もともと人は「気の力」で動いたり、見たり、聞いたりしているのに、湿邪に阻まれて気の巡りが悪くなると、気力が沸かなくなったり、だるくなったりします。


また気は血や水分の流れも主っていますので、気の動きが悪くなると、腰痛や神経痛、ひざ痛なども出てきやすくなります。

漢方ではこれを「通ざれば則ち痛む」と言い、流れが悪くなって痛みが出るとされています。


若くて気の巡りがもともと強い学生さんなどは、少々の巡りダウンでは大して影響を受けませんが、40代以上の方でもともと湿邪を抱えている体質の方は強く影響を受け、そして症状も強くなって顕在化してきます。





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