手のほてりも足のほてりもどちらも同じほてりですが、まったく原因が違います。
まず、手のほてりですが、「心」・「肝」と強く関わっています。
過度のストレス、お酒、過労など色々な理由で、「肝経」が熱を持つと、同じ血の臓器である「心経」に熱が波及し、心の回りを巡る「心包経(しんぽうけい)」から全身へ熱が走り、そのひとつに手のほてりが出るようになります。
毎日のようにお酒を飲む方が、ある日お酒を飲まないと眠れないのはこの「心熱」による興奮によるためです。
カッカッと興奮しているので、寝付けなかったり、早く目が覚めてしまうのです。
よく小学生が遠足の前や発表会の前に眠れないのと同じです。
そこで、熱を下げる生薬の入ったものを使うと、興奮が落ち着いてスッと眠れるようになる訳です。
これは不眠症の方の治し方、考え方にも通じます。
ちなみにこの対極にあるのが「不安」で、心配事があって眠れないという事です。
汗かき(上半身) 30代 女性
8月
毎年夏の汗かきで相談あり。
暑くなる5月~9月の汗かきが悩み。
5~6年は続いている。
それが原因か分からないが、ここ4~5年で10㎏近く太ったと本人曰く。
汗が出るのは顔と上半身の胸・背中・脇。
服に汗じみが出来て気になる。
夏はまた肌が汗かぶれか、かゆくなりやすい。
体質弁証と問診により、胃熱が強く、それが上昇し、汗の原因となっていると考えた。
店で1回分飲んで10分待ってもらった。
顔の汗はひいて、肌はさっぱりしてきたと本人曰く。
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