自律神経には、働きや神経の出る場所によって交感神経と副交感神経と腸管神経の3種類に分けることができます。
原則的には、内臓などそれぞれの器官に交感神経と副交感神経がつながって、器官を促進させたり抑制させたり、お互いに拮抗する働きで調節しています。
大まかに言えば、自転車のアクセルとブレーキの役割に似ています。
●交感神経には、血流調節、発汗、体温調節などの働きがあるのですが、重要な役目は危険からの回避です。
危険に対する(闘争か逃亡)反応なのです。
●副交感神経には、眠くなったりして体がリラックスしている時に強く働きます。
食事中に胃や腸などの消化の働きを活発にしたり、睡眠時に体内を修復してエネルギーをかく臓器に貯めておきます。
最近は、ストレスや環境の変化など様々な要因によって、副交感神経と副交感神経のバランスは崩れやすく、自律神経失調症や、うつ病などを発病しています。
疲れが取れない、眠れない、血糖値が高い、血圧が高いなどは、自律神経のバランスが崩れているからかもしれません。
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№2ではセロトニンについてご説明します。
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