漢方的には心の症状に使う処方がたくさんあります。
特に傷寒論の金匱要略には精神的な症状に使うものがたくさん掲載されています。
№2で紹介したものをより具体的にあげていきます。
百合病(ひゃくごうびょう)とは、常にぼんやりしたり、のぼせているようでボーッとしたりして、食事は食べたり食べなかったりで、寝るのが好きで、やる気が起こらず、風邪のような症状になります。
そのため寒気がしたり、微熱が出たり、口が苦く、おしっこの色が濃くなり、吐き気を感じたり下し気味になったりします。
話す内容も筋が通ってたり、バラバラだったりして、見た目は狐憑きみたいな…心の病、精神的な病ととられます。
これは体の不調が心に影響し、しゃべる言葉にも脈路がなくなります。
古典には「百合知母湯(びゃくごうちもとう)」という処方が出ていて、体の中に籠った邪熱を冷ましていく事で治療していきます。
歯ぐきの弱り 54才 女性
2月
歯ぐきの弱りで相談あり。
50代半ば位で、ほとんどの方が一度は歯ぐきが弱る。
特に胃腸が丈夫な方程、はっきりと弱くなる。
硬いものを食べると歯ぐきに痛みを覚える、腫れている、ぐらついているなど、これ位の年齢でガタッとくる方が多い。
ひどく腫れている時は歯医者さんで治療してもらって下さい。
腫れもある程度治まっても、硬いものをかむとうずくのは、歯ぐきが弱くなっているからです。
このままだと60代には確実に入れ歯になってしまいます。
そんな弱った歯ぐきに働いて、若い時のように硬く引きしめて、ぐらつきも良くなる漢方があります。
アオキ薬局オリジナルの「歯の漢方サプリメント」を初め2日分のみ持って行かれた。
2月
2日後。
30回分のお得用を求めに来店。
3月・4月
続けて服用頂いています。
歯ぐきは一度弱った時、この漢方で硬い若い状態へ戻してやると、歯を失わずにすむ。
皆さん漢方がそんなに効くとは思ってなく、歯みがきとか、抗生剤、消炎剤で良くなると思っているのが普通です。
でも硬い歯ぐきに戻す力があるのは漢方のみ。
しかも一服飲んで10分で効果がみえます。
この方もこれで当然歯ぐきの心配はなくなったと思います。
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アオキ薬局は、全力で元気を取り戻すお手伝いをします