漢方に「脾は生痰の器、肺は貯痰の器」とあり、胃腸の外の太陰脾経(たいいんひけい)という処で、痰(たん)という水毒を生み、それが同じ太陰肺経(たいいんはいけい)である、肺に貯えられます。
そして、肺から皮ふへ出てきているのです。
肺は皮ふ(皮毛…ひもう…と言う)と繋がっていて、肺の汚れは皮ふへ出てくるのです。
その時、汚れがなかったり、十分汗で発散されたりすればあせもは一時的で引いてしまいます。
ところが、汚れが多かったり、強かったりすると、長引くようになります。
かゆみも続くようになります。
あせもと言えば”子どものもの”というイメージですが、大人でもよくなりますし、昨今の猛暑日の多い夏場、まして湿度の高い日本では結構多いのです。
酸化亜鉛の入った塗り薬が昔から使われ、良く効きますが、仕事上あせもに悩まされている方も多いようです。
以前、警察官の方をお世話した事がありましたが、夏場の制服はかなり暑く蒸すようで背中にしょっちゅうあせもができて困られていました。
塗り薬と同時に皮下の水毒、肺の水毒を除く漢方をお出ししました。
飲んでいるとあせもにならず、楽だったそうです。
つまり水毒体質、特に湿熱化した水毒体質の方はあせもも出やすいですし、出たら長引きやすくなります。
あせもも湿疹までいかなくても背中とかおしりとか頭皮とかちょこちょこ痒くなりやすくなります。
痒みが続く体質というのは、どこかに汚れや歪みがあると覚えておいてください。
続きは№4でご紹介します。
胃ガン手術後 50代 男性
8月
胃ガン手術後の体調で相談あり。
ステージ4の胃ガンで腹膜にも転移があった。
それらを手術で取り除き、胃は3分の2を摘出。
その後は抗ガン剤治療に入ったが、あまりに副作用が強くて中止となった…約3か月した。
本人としては体調が悪くなりすぎて「このままでは抗ガン剤で命がなくなる」と曰く。
中止して4~5ヵ月経つが、今ひとつ体調が戻らないだけでなく、若さが全然なくなったとも。
副作用がないと思える抗ガン効果のあるサプリをいろいろネットで調べて飲んでみたが、効果以前に体調がずっと悪い。
そこで免疫を上げる力のあるシイタケのドリンクと体の真の元気である陽気、陰気を補う漢方を試すことに。
9月
続けて服用。
10月
病院で検査。
ガンマーカー値CEAが8,2から3,3へ下がった。
11月
免疫ドリンクを安いタイプへ変える事に。
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