皮膚病と一口に言っても、かなり多くの種類があります。
簡単なかぶれやあせもから慢性化したアトピーや掌蹠膿疱症(しょうせきのうほうしょう)…病名をあげればキリがない位、多いのが皮膚病です。
その中で特に困る症状にポイントをあてて、書いてみたいと思います。
多くの相談で訴えが強いのは3つあります。
1、かゆみ
2、赤み
3、乾燥
ほとんどの皮膚病では、この3つのどれかが入っています。
もちろん、尋常性白斑(じんじょうせいはくはん)のように色が抜け目立つのが困るというような3つの症状がないタイプもあります。
今回は3つのポイントを詳しく考察していきます。
湿疹が発症したりするとかゆくなります。
最初はかぶれだったりして一部だったのが、塗り薬や抗アレルギー剤では治り切らず、広がってしまって、慢性化して漢方相談という流れの方が多いです。
普通なら一過性のもので、傷と同じようにしだいに消えていくものが、いつまでも消えず広がってしまう、固定化してしまう。
これらの原因と治し方について、№2より詳しく述べていきます。
舌痛症 60代 男性
4月
舌の痛みで相談あり。
60代に入り4~5年、舌のヒリヒリ感が続いている。
何か食べている時は忘れている事もあるが、乾くとヒリヒリが強くなる。
ひどいと動かすとズキッとくる。
肩こりや首の痛みもあり、病院よりリリカをもらって服用中。
不眠症ぎみで、寝付きが悪い時はマイスリーを服用。
それでも4時間位しか眠れず目が覚めてしまう。
舌痛症に対して病院からマウスピースを着けて寝るよう出され、着用していた方が痛みは楽だが、乾くとヒリヒリが出てくる。
内科、外科、歯科と診てもらったが、原因は分からず、神経的なものと言われている。
舌は心と繋がり、心陰という潤いが大きく関わっている。
5月
「半分くらい楽になった」と報告あり。
舌診よりシェーグレンの可能性を考えて、胃陰も潤すように変方した。
お問い合わせはメールでもお電話でもお気軽にどうぞ。
TEL(086)466-0395
アオキ薬局は、全力で元気を取り戻すお手伝いをします