●不眠症、昼寝のすすめ
そのため昼間に眠気が襲ってきても、無理して頑張る。
これ自体が間違っていると言えば間違っているのです。
齢をとるにしたがって昼間、眠気がくるようになっているのです。
それはなぜか?
体を動かす、頭を働かせる「陽気」自体が減ってきているからです。
「陽気」は体を元気よく動かす推進力そのもの。
以前ブログでも言いましたが、蒸気なのです。
それが減ってくるので、昼間推進力が落ちて眠気に襲われるのです。
一番は、昼寝を取る事。
30分でも1時間でもいいので、昼寝してリセットするのです。
そうすると夜までまたバリバリ動く事ができます。
そして、夜また寝るのです。
「ちょっと位短い睡眠時間でも、昼寝するから大丈夫」と思えば短い時間しか眠れなかったとしても、気にならなくなってきます。
短い時間でも、ぐっすり寝て、パッと起きれば、疲れは抜けています。
そして午前中動いたら、昼寝して、また動きましょう。
中東の国では昼寝を「午睡(ごすい)」と言って、ちゃんとみんなが寝る時間を取っている所もある位です。
なかなか仕事もあるので、こういうスローライフは難しいかもしれませんが、体には優しいのです。
続きは№7へ。
食べ過ぎ、過食して嘔吐する、気分が不安定 20代 女性
1月
学生時代より続く体調不良で相談あり。
受験のストレスや人間関係の事などで、食べ過ぎから始まった様子。
その後、一時的に体重も増えたが、ある時食べ過ぎて気持ち悪くなって、ひどい嘔吐をした。
その後食欲も落ち着いていたが、イライラしたりすると急に過食が始まり吐いてしまう。
これが毎日ではないが、ある周期で繰り返す。
その頃から月経も止まってしまった。
現在心療内科にもかかっていて、リフレックス、漢方の補中益気湯、マグミット、カロナールなどが処方されている。
本人が言うには、気分が急に不安定になり、イライラしたり落ち込んだりしてしまう。生理の事も心配。
現在身長154cm、体重33kgとかなり細め。
舌診、問診より「肝脾不和(かんぴふわ)」の状態。
肝経の影響を受け、脾(ひ)という胃腸経が落ち着かなくなっている。
これが長くなると、脾胃経絡(ひいけいらく)につまりを起こし、慢性化してしまう・・・漢方では「痺証(ひしょう)」と言う。
このつまりを除いて、バランスをとる事を考えた。
また、疲れやすかったりイライラしやすかったりするのは、肝経が主原因になっているとみたので、肝の「疏泄(そせつ)」を良くしていく事も考えた。
2月
2回目の来店。
「調子が良いので前と同じのを下さい」
3月
小便、大便よく出るようになって、食べても嘔吐もなくなった。
体重も3kg増えて、体の疲れやすいのも感じなくなった。
6月
調子良いので、1日1回の服用にして、体重が40kg台になれば、婦人系処方に変更予定。
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