秋・冬の「冷え」・№3        2018年10月16日


●手先・足先が冷える方・№3

№1、№2で冷に対する①・②・③のタイプをご紹介してきました。
ここからより詳しく漢方的に体質弁証での使い分けを記していきます


1、寒邪阻絡(かんじゃそらく)

手・足の冷え、しもやけ、気温差で冷えが強くなる、場合によっては神経痛など痛みが出る。
温めたり、テーピングで一時的に楽になるが治り切らない。
陽気がすみずみまで回り切らない為、冷えをかなり強く感じる。

処方は「当帰四逆加呉茱萸生姜湯(とうきしぎゃくかごしゅゆしょうきょうとう)」・「桂枝加朮附湯(けいしかじゅつぶとう)」など。




2、血虚受寒(けっきょじゅかん)

手・足の冷え、人によっては体も寒がり、青白い、唇の色が薄い、生理不順や生理痛がある。
特に夏から秋になって急に涼しくなると周りの方よりすごく冷えを感じます。

処方は「四物湯(しもつとう)」・「当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)」「当帰四逆加呉茱萸生姜湯(とうきしぎゃくかごしゅゆしょうきょうとう)」など。





お問い合わせはメールでもお電話でもお気軽にどうぞ。
TEL(086)466-0395
アオキ薬局は、全力で元気を取り戻すお手伝いをします