№１０に記載したことは、すべて腎気の力の弱り「腎虚（じんきょ）」が進むにつれて、老化もまた色々出てきます。
８の倍数による年齢によっての大まかな目安を示していますが、遺伝的に腎気の強めの方はもう少し遅くなるようです。
漢方の古典（黄帝内経素問、上古天真論）には、６４才までしか書かれていませんが、この後はさらに加速して老化が進むことになります。
腎虚の症状の大まかな所は次のようになります。
１、精力、生殖能から始まり、全身の老化の進み
（女性では不妊症もあり）
１、高血圧、糖尿病、脳梗塞、心筋梗塞になり、また慢性化しやすい
１、歯・関節、骨の弱り
（腰痛・ひざ痛、骨折）
１、健忘症、ひどくなると認知症
１、目の白内障、飛蚊症、緑内障、老眼
１、耳鳴り、難聴
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