認知症・80代後半 男性



初回来店

朝動き出すと腰が痛むと相談あり。
80代に入りだんだんと腰が曲がってきた。
午前中から夕方になると疲れて曲がってきて腰が痛む、しばらく横になると楽になる。
足にも力が入りにくくなり、一番は朝動き出す時の痛みで、しばらく動けない。
朝少しずつ動いて、1時間くらい椅子に座っていると動けるようになるが、夕方になるとまた痛みだすの繰り返し。
年齢的に腎の潤いである、腎陰(じんいん)と腎精(じんせい)が落ちてきて、腎が骨を養うことができないと腰が曲がってくる。
そこで、腎陰と腎精を潤し、骨回りの筋を柔らかくする漢方の調合を考えた。


2回目来店

腰の漢方は飲んだら良かったとのことで、2回目の来店。


3回目来店

今回は認知症に効く漢方はないかと相談あり。
孫の名前をよく忘れてしまい、自分でもだんだん進んでいる感じがすると。
漢方では、腎精が脳の髄液を潤しているとされ、それが年齢の為乾いてくると脳細胞の働きが落ちてくる。
そこで、腎→骨→脳に働く漢方で潤いである陰分を増やし、また流れを回復するように考えた。


4回目来店

「効いているみたい、元気になったので」と。



現在、服用を中止されています。