コロナウイルス、あと2カ月




コロナウイルス、あと2ヵ月


マスクに続き、トイレットペーパーを求めて次から次へと。
SNS(ネット)で品薄になると流れ、買い占めが起った。
コロナウイルスも恐いが、本当に恐いのはこのようなデマ(たぶん)で社会混乱を引き起こす事だ。
ウイルスの除染と称して洗浄費用を請求したり、不審な電話が増えているとも報道されています。
ウイルスより「だます人間」の方がよほど恐い。


3月9日 韓国・中国からの入国制限強化、ビザ停止を開始した。
外国人を危険と見なし、当局間の激しい衝突。
感染者をヒステリックなまでに模索し、狩り、デマに翻弄され、必需品を買い漁り、そして医療危機。


1630年ペスト流行の時と同じ事が起っていると、イタリアの高校の校長から生徒たちに向けたメール内容です。
その中で冷静さを保ち、集団パニックにならないようにと。
感染の広がりは速く、それを止める壁はできないこと。
そして私達の社会は毒され市民生活が荒れること、目に見えない敵に脅かされた時、そこらじゅうに敵がいるように感じてしまうこと、そして自分以外回りみんな危険とみなしてしまうこと、そう警告しています。


発展した文明の中では社会と人間性、文明的で合理的な思考こそ最も貴重な資産になるとも言っています。
それができなければペストの時と同様社会が壊れてしまいウイルスが勝ってしまうかもしれません、とも。


外出を控え時間のある今、良質な本を読んだり、散歩を楽しんだり、ストレスを溜め込まない気分転換が必要でしょう。


前に漢方的にコロナウイルスは「風寒湿」の邪とも言いました。
その「寒」が落ち着く5~6月頃になれば自然とウイルスの拡大も減ってくると思います。
あと2カ月程の「辛抱」だと思います。

アオキ薬局  青木 正人


「コロナウイルスに対する漢方の考え方」はコチラ

予防・治療のための知識をまとめました。

今後ウイルスに奪われる命がひとつもないように、どうか。