心を整えるー漢方分類ー・№8     2018年 6月12日



№7の続きです。

気の動きが弱って、又は過労などにより、気が減ると、水分の動きも悪くなります。
そして水分の滞りが起こり、悪さをするのです。

それが今の梅雨の時期には、とてもとても起こりやすいのです。

ひざに水毒が貯まれば、ひざが痛むし、肩に貯まれば肩こりがひどくなったりします。

そして、悪いものが貯まれば、いいものは減ります。

この考え方は漢方独特で、”悪いものを除くために流れを良くする”、これが本来の自然に添った治し方だと思います。

針灸も、指圧も同様の考え方において治療していきます。

さらに言えば、水分の停滞が長くなると、血液の流れまで悪くなることも多々あります。

当然出てくる症状は重くなります。

さらに水毒なので、冷えるとより悪くなります。

そんな方の特徴はお風呂に浸かって温まると症状が軽くなり、反対にクーラーの風に当たると症状が出てきたりします。

滞った水毒を温めて動かすのに「五苓散(ごれいさん)」という、とてもいい処方があります。







体調不良、胃腸、機能性ディスペプシア、剥脱性口唇炎 20代 女性

6月
母親と一緒に来店して相談あり。
まず本人に問診票を記入してもらうと、『疲れやすい、吐き気、むくみ、冷え性、呼吸が浅い、過呼吸になりやすい、のぼせやすい、唇の乾きでボロボロしたり、ヒリヒリする、胃痛、背中のこり、朝起きられない、油分の多いものを食べると吐き気がする、手足に力が入らない事が多い、寝た気がしない、ムカムカ…』といっぱい訴える。
舌診すると血虚と湿痰が強い。約10年こんな状態と曰く。

まず胃腸の調子が悪いと元気が出ないどころか、やる気や持続力もダウンしてしまう。
これは「胃気」という力がいろいろな原因で落ちてしまうと体の中を巡る「気・血・水」も流れや働きがパワーダウンしてしまう。
そのため、ありとあらゆる症状となって表れてくる。
ところが、病院で検査を入れても、数値として出てこない事も多く、そのため心療内科へ回される事も多いと聞く。
日本人は「うつ症」が年々すごく増えているそうだが、もしかしたらこういうのが一因となっているのかもしれない。

まずはお腹の調子を整え、頭をすっきりさせる事から始める事にした。


7月
体調によって、ムカムカや不調の具合が違う。
朝・夕のんだ時はのんでしばらくは良いが昼間一度不調を起こす。
そこで1日3回のむと楽に過ごせたので、しばらく3回飲む事に。


7月
「胃腸の症状はすごく落ち着いてイヤな吐き気などは気にならなくなった」
そこで体や足のだるさを昼1回のんでみる事に。


8月
体のだるさや足のだるさを除く、前回の漢方を飲み出して朝の起き方がすごく楽になってきた。
クーラーの中でカーディガンを着なくても大丈夫になった。
お母さんから見ても表情が違うと言われた。
よくつまづいていたのもつまづかなくなった…足がちゃんと上がるようになってきた様子。

現在、体調に合わせてちょこちょこ飲まれている。



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