股関節痛(微少炎症)・40代 男性



初回来店

左側のみの股関節の痛みで相談あり。
約5~6年続いていて、痛みの強い時はロキソニンを服用している。
じっと座っていると痛みはなく、歩くと痛みが出る。
日によって度合いが違うが、痛みが出るのは左側のみ。
外科でMRIをしてもらったが原因不明。
腰は若い時に比べ硬くなって痛い日もあるが、朝硬くても動き出すと動ける。
病院からは手術しても痛みが消えるかわからないと言われ、ロキソニンで過ごしている。
仕事は事務系でパソコンを使っての作業が多い。
目もそろそろ老眼が入ってきた。
問診・舌診とその他の症状より、肝経の陰分血分不足(陰血両虚)による筋膜の硬化と微少炎症の繰り返しが起こっているとみた。
この微少炎症は血液検査でも数値にはほぼ表れず、ボーダー辺りになる事が多い。(それでも正常範囲)
肝経の潤いと清熱解毒、硬化している筋を軟化。
肝よりの内風を抑える(熄風そくふう)を考えた。


店で1回分飲んで15分待って頂いた。
その後、店の外を10分歩いて頂いたところ痛みがほとんどなくなり、早足で歩けると本人曰く。
40代なので大急ぎで陰分血分を補い、早く治すために1日2回の服用へ。


2回目来店

1日2回の服用のところ、1回しか飲めなかった日が半分くらいあり。
それでも股関節の痛みは8割方良くなり、ロキソニンは1~2回しか飲まなくてすみました。と報告あり。