婦人病ー漢方分類ー・№1       2018年 6月21日



婦人病と一言ではテーマが広すぎて、もう少し細かく分けないと略絡がなくなってしまう位、広く、また処方もたくさんあります。

古典の金匱要略(きんきようりゃく)には「婦人妊娠病」「婦人産後病」「婦人雑病」と3つに分け、さらにそれぞれ細かく分類されています。

その中で、今回より産後より調子が悪い状態について述べてみたいと思います。


産後に調子を崩して、それがいつまでも続いてしまう方がいます。
金匱要略(きんきようりゃく)の「婦人産後病」編に詳しく書かれていて、産後に発症したもの、妊娠中から続くもの、双方を含みます。

まず、妊娠中の血液は母体と赤ちゃんの共有になります。

つまり、お母さんの食べ物、飲み物、薬、血のパワー、濃さ、などがすべて赤ちゃんへ影響します。
そのため、まず、妊娠中は貧血にならないよう婦人科でもチェックを入れています。


余談ですが、昔は出産は命がけでした。
無事出産しても亡くなってしまうお母さんも多くいました。

これを漢方的に分析すると、出産に伴う痛みが主な原因と考えられます。
もちろん出血もするので、急激な血虚(けっきょ)状態もあります。

ただ、メインは痛みにより、生きるための真気を失い、そこへ出血が重なり、気と血の回復が出来なくなるとされます。

痛みが長ければ(強ければ)、それだけ生きる真気も傷められるのです。

これは出産のみでなく、ガンの痛みも同様で痛みが続けば続く程、真気が失われ、寿命に影響してくるのです。

どちらにしても出来るだけ早く痛みから解放される方が、体への負担は少なくて済みます。

№2より具体的に述べていこうと思います。





1人目子宝       36才 女性

4月
結婚3年目になるご夫婦より相談あり。
御主人は5才年上の41才。
結婚2年目より成人病センターで、不妊治療を始めた。
病院での検査では特に異常はなく、出来ないのは原因不明だった。
そこで、タイミング法を4ヵ月、人工授精を4回してダメだったので、体外受精へ入り、2回チャレンジしたが反応なし。
3回目を来月に控えての相談に来られた。
いろいろな問診と、基礎体温より、漢方的に「湿熱(しつねつ)」状態で、排卵している時としていない時があると見られる。
そこで、漢方で体質浄化を、たんぽぽ茶ショウキT-1と増血増陰の栄養剤で、子宮や卵巣の活性化を考えた。


4月・5月
続けて服用


6月
「漢方飲みだして体温が急速に下がってきた…グラフもいいです」と報告あり。


6月後半
ナチュラルに陽性反応出た。
次の体外受精の準備も進めてたが、うまく妊娠したので中止。
流産防止スペシャル漢方の案内をした。




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