疲労は『脳』が感じている・№1



疲労を感じる原因の1つに、『免疫の低下』があります。

人は脳にストレスを感じると、ストレスホルモン(コルチゾンやアドレナリン、ノルアドレナリン)を出します。

ストレスホルモンは『闘争か逃走か=fight-or-flight』のホルモンと呼ばれ、心拍数や血圧、血糖を下げ、瞳孔を開き、相手に向かって戦いを挑んだり、すばやく危険から逃れるために使われる、危険から身を守るためのホルモンです。

ストレスは、日本語で『緊張』と言います。


現代社会はストレス社会といわれて、ストレスがず~~っとかかり続ける生活環境となっています。

ストレス=緊張状態がかかり続けるということは、ストレスホルモンもず~~っと出続けることになります。

血圧、血糖が上がるだけではなく、自律神経そのものが乱れ(緊張・興奮しっぱなし)、脳内で近くにある『免疫系』にダメージを与えることになります。

すると『免疫の低下』が起こり、体内で眠っていたウイルス(例:ヘルペスウイルス)が動き出します。

これをやっつけようと免疫物質が過剰に作られ、脳内に疲労物質として溜まってしまいます。


こうして、『疲れがとれない』『だるい』『朝、起きられない』などの症状が長時間続くようになり、この状態が6ヵ月以上継続すると、『慢性疲労症候群』と呼ばれます。

☆大切なのは、ストレスがかかってはいけないのではなく、その度にリセットする必要があるということです!我慢しないで下さいね。

№2では慢性疲労症候群についてご説明します。




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