春の養生と、肝・胆の働き・№1


●春は、上半身中心に症状が表れる季節

春は、冬の間、地底に眠っていた植物が一斉に芽吹き、地上に葉を広げる季節です。

大地の気が立ち上がり、上へ上へと伸びていく気候です。


私たちの体も、春の上昇する気に合わせて、冬にとどまっていた気が表に出ていこうと活動します。

この春の気の流れに合わせて、春の不調は上半身を中心に表れやすくなります。

たとえば…

目がかゆくなったり、鼻水が止まらなくなる花粉症、めまいや吐き気も生じるメニエール病、頭痛、目の充血などです。


これは寒い冬を越すために、溜め込んでいた糖分や脂肪分などを排泄(解毒)し、春と夏の活動的な気候を過ごしやすくするための自然な体の新陳代謝によって、起こりやすくなります。

春の気は上昇する気です。

だから上半身や肌などの表面(外側)を中心に症状が表れます。

この春独特の不調が強い人は、、春の活動的な気についていけない体調か、あるいは冬の過ごし方が良くなかった(食べ過ぎ・飲み過ぎ・夜更かしなど)と考えられます。

№2では、春を過ごしやすくする方法をご紹介します。




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