朝がしんどい、起きられない・高校生 男子



初回相談

朝起きて動き出すと体が重だるいと相談あり。
学校に行く準備にすごく時間がかかる。
そのため遅刻が多くなってしまった。
これが、2学期に入って続いている。
病院では特に悪い所はないので、バイオリズムが狂っているとも。
ご両親と一緒に来店。
中学生から部活でスポーツをしている。
冷飲が多いためか、額・あごにニキビがたくさん出ている。
また、赤ら顔もあり。
ニキビは顔だけでなく、胸・背中にも出ていて、あとかたも目立つ。
本人はこれも悩みで、ニキビが無くなってほしいと。
舌診すると、三焦リンパの濁が多い。
そのため体の水分の流れが悪くなり、体が硬く重くなって朝がだるいと考える。
朝のだるさを10分で改善する漢方と、ニキビの漢方をお世話することに。


2回目来店

ニキビは減ってきたと報告あり。


3回目来店

朝の漢方は、飲んだり飲まなかったりだが、以前より動けるようになってきた。


4回目来店

ニキビが減って本人としては、こちらの方が嬉しいと。
友人に会うにも、ニキビが出てると嫌だったとも。



舌診で舌の苔が「湿く熱」でかなり濁も寵っていると見られた。
そこで「芒硝(ぼうしょう)」を中心に三焦リンパ液の巡りを良くして濁を除き、だるさへの改善とした。
「芒硝(ぼうしょう)」という生薬は帰経が「三焦」に入り、清熱と浄化の力がある。



その後、漢方薬は中止されています。