秋の養生法・№1

秋=空気の乾燥

●秋は、朝夕と日中の温度差が激しい

日中は汗ばむような陽気の日でも、朝夕はグッと冷え込むことが多くなります。
同じに、夏のムッとするような湿気が薄れ、空気の乾燥が著しくなります。
乾燥した空気にさらされていると、皮膚や髪はかさつき、口は渇き、鼻や口から吸い込んだ渇いた空気が肺を侵して、呼吸器系の症状が起こりやすくなります。



また肺は大腸と協力し合って機能するため、大腸への影響も見られます。

そして、秋は朝夕に冷え込むことで、皮膚表面の毛穴が閉じてしまうことも、肺や呼吸器への負担になります。

気温が高ければ毛穴が開き、汗をかくことで水分や老廃物の代謝もスムーズに行われますが、気温が下がって毛穴が閉じると、汗腺や皮脂腺からの排泄が減り、皮膚からの代謝分を鼻や口などの呼吸器が肩代わりしなければならなくなります。
秋はこうした空気の乾燥から身体を守り、冬に備えて免疫力を高めることが大切です。



●肺のトラブルは皮膚と鼻に出やすい…
 抵抗力の低下、肌荒れ、鼻づまり、鼻水、くしゃみ

●肺の機能の低下…
 呼吸不全、胸の痛み、咳、喘息、痰、むくみ

●大腸のトラブルが肺に影響を与える…
 せき、呼吸が苦しくなる

●大腸の機能低下…
 水(津液)が滞ることで、大腸が乾燥し、便秘になる



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