65才以上の暴力事件急増・№5    2018年12月30日


●65才以上の暴力事件急増ー漢方での対応ー・№5

9月、NHKで「長寿遺伝子を活性化する」と紹介された、六君子湯(りっくんしとう)や人参養栄湯(にんじんようえいとう)はどんな方に用いるか?

どちらも主薬は人参(にんじん)です。
そこに他の生薬を組み合わせることで、処方というひとつの料理になっているのです。

処方というのは料理と同じ訳ですから、いっぱいいっぱいあります。

ハンバーグ定食もあればオムライスもカレーも焼き魚もある訳です。

ちょっとした生薬の組み合わせの違いで、まったく違う味付けというか、別の効き方をするようになります。


主薬が人参(にんじん)という事は、根本に気のダウンがあるという事です。
活力低下といいますか、食欲が落ちたり、食べる量が減ったり、すぐ疲れたり…と。
その上で、出てくる色々な不調に使います。
つまり食事が美味しく、食欲のある人、元気いっぱいの人向きではちょっとないのです。

人参というと、朝鮮人参が有名で、オールマイティーで、何となく総合ビタミン剤的な感覚で、誰でもこれを飲めば元気になる!そんなイメージだと思えます。

しかし、そうではありません。

№6ではその辺りの細かい違いと65才以上の方へおすすめ漢方など述べてみたいと思います。




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