尋常性乾癬・15才 女性



初回来店

両脇と右膝と両肘外側、両手の指の皮膚病で来店。
本人は自分の病名を知らず、ただ痒いとだけ訴える。
病院の方でも病名は付けられてない。
2年前に脇に出だしそれが指に広がり約1ヵ月前から両肘と右膝にイボのように広がってきた。
漢方でお世話するにあたって病名はうちではいらないのだが症状から見て尋常性乾癬と思われる。
乾癬の漢方薬の調合でお世話することにした。


2回目来店

「肘は2、3日で消えて膝もほとんど・・・」
「ここはまだ(脇)」
見ると膝に小さいのと脇に残っているが回りから見られる肘や膝はキレイになっている。
本人もお母さんも嬉しそう。


3回目来店

「キレイに治っていたのに・・・」
「3、4日漢方が無くなってて・・・」
「また肘の所にプツプツ出てきて・・・」
体の中の解毒がまだ終わってないので、その状態で漢方止めると次第に発症してくる。
中の状態が良くなって舌診で大丈夫になるまでは、しばらく服用するように伝えた。



この方は、この後は来店が無い。
乾癬の食養生を伝えておいたので、それを守っていれば再発、広がりは大丈夫だと考えられる。