初回来店
約半年ぐらい続く、指の荒れで相談あり。
聞くと右親指の1本だけ皮がすごくむけて痛い。
皮膚科2軒行ったところ、1カ所では汗疱だろうと、もう1カ所では原因不明と。
どちらも塗り薬を処方され使っているが変わらない。
親指は肺経となり、肺の「濁飲」があると、指にあふれてくる。
さらに鼻にもあふれ、慢性鼻炎となる。
この方もアレルギー性鼻炎をもっている。
そこで、指掌角皮症(ししょうかくひしょう)のひとつと考え、肺の「濁飲」をキレイにしていく漢方でお世話することに。
2回目来店
「親指はめくれなくなりました。」と報告あり。
1日2回のところを1回にして様子をみることに。
※指掌角皮症(ししょうかくひしょう)の原因が様々あるが、漢方的には肺の濁飲と心包熱が原因のことが多い。
心包熱が高いと木通、竹葉、地骨皮などが多めに必要になる。
この方はこれらがピタッとはまった。