初回来店
2年前からひどくなった腰から足全体の痛み・しびれ・だるさで相談あり。
もともと腰痛は30代の頃からあり。
重いものを運んだりする仕事をしていたので、腰痛はずっとあった。
10年位前から腰のだるさ・痛みがひどくなり、整形外科でブロック注射をしてやっと痛みがとまった。
その後軽くなったり、悪くなったりを繰り返していたのが2年くらい前。
腰から足全体・下半身が重だるく、うずく症状が取れなくなった。
大学病院で詳しい検査をしても問題なしとのことで、鎮痛薬のみ処方され2年たつ。
今は歩き出すと腰は軽い痛みだが、おしり・太もも・ふくらはぎ・かかとまで痛みが出る。
同時にだるさもあり、だんだん悪くなっているので、このまま歩けなくなるのではないかと心配している。
持病で高血圧・糖尿・前立腺などがあり、病院からの薬もそこそこ多い。
食欲はあり、食べて動かないので体重が増えてきた。
舌診すると、辺紋と苔のはがれが多く栄養の偏りからくる瘀血と寒擬がひどい。
腰回りの末梢血脈の流れが悪くなり滞ってしまうと脊柱管から出る神経に栄養が届かない。
そのため傷ついたり、ささくれたりした神経が修復せず、しびれ・だるさ・痛みなどの症状を出す。
これが、漢方的考察となる。
そこで、100%の吸収の医薬品の栄養剤(増血し流す)と神経回復のための漢方を調合した。
店で1回分飲んで20分待って頂き、歩き方を見てもらったところ「変わった、腰が伸びた」と本人曰く。
奥さまも「そんなに、しっかり歩けてなかった。」と
3回目来店
栄養剤は金銭的に高くなるので、飲まれていない。
6回目来店
「足裏に鉄板をしている感じ」
太ももに軽い痛み、足首から足裏にかけてしびれが残っている。
再び舌診すると、舌下の瘀塊(おかい)が強い。
以前の血虚瘀血(けっきょおけつ)とは違う感じ。
1ヵ月、強力な駆瘀血剤を使うことに。
7回目来店
痛みの出方が弱くなってきたので、栄養剤と漢方へ戻すことに。
現在、服用中。