「酸化対策」食で酸化をストップ!
私たちは、食べ物から取り込んだ糖質や脂質に、外気から取り込んだ酸素を反応させて、生きるためのエネルギーをつくり出しています。
ただし、酸素を吸うたびに、老化や病気に大きく関係している「活性酸素」も発生します。
活性酸素が体の細胞に入り込むと、タンパク質、脂質が酸化(錆びる)し、細胞の働きが低下します。
活性酸素は、エネルギーをつくるときに発生するもので、生きている限り発生を避けられません。
一方、私たちは体の中に、活性酸素を毒性に低い物質に変えて、消去してくれる酵素を持っています。
20代の若い体なら、この消去酵素が十分にありますが、40代からは減っていきます。
そこで、太らない体を作るためには、この消去酵素の減り具合を抑える事と、減った分を補うことが必要になってきます。
老化で活性酸素を除去する酵素が減少しても、意識的に抗酸化物質を取り入れることで、十分補えるのです。
抗酸化栄養素
1、ベータカロテン…ニンジン、カボチャ、ほうれん草など
2、ビタミンC…レモン、ミカン、ブロッコリー、小松菜など
3、ビタミンE…アーモンド、ほうれん草、カボチャ、イワシなど
4、ポリフェノール…赤ワイン、ブルーベリー、ココア、緑茶、リンゴ、大豆など
5、フラボノイド…レタス、春菊、玉ねぎ、大豆、緑茶など
取り入れるポイント
1~5の群の中で、まずは、1つずつ選んで摂るようにします。
たとえば「コーヒーを1日3回飲むところを、1回は緑茶にする」といった具合です。
中でもおすすめ食材は緑黄色野菜の王様と呼ばれる「ニンジン」。
ベータカロテンが豊富なうえ、食物繊維、ビタミンB1、ビタミンCの他、鉄分、カリウム、カルシウムなどのミネラルも多く含まれています。

ベータカロテンは油と一緒にとると吸収力がアップします。野菜スティックにして、オリーブオイルと塩で食べると、手軽に栄養素をとれます。
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