№6で足のほてりは「腎の陽熱」だと述べました。
こういう方は足に陽気が回っているので、足を使うこと、歩いたり走ったりするのは得意な方になります。
これはいくつになっても変わりません。
高齢の方なら農業を頑張る方などにこのタイプが多いです。
しかし、「腎の陽=腎陽(じんよう)」が勝っている事は、反して「腎陰(じんいん)」が減ってきている事を表しています。
「腎陰(じんいん)」は骨や筋の潤いの大本ですから、潤いが乾いてきている事を示しています。
潤いが減れば、老化と同じなので、シワが目立ってきたり、腰やひざがキシむようになり、体も硬くなります。
また別に腎の熱化の原因として、他の場所から波及してきたものがあります。
肝経、胃腸経、心経、肺経など、腎以外の場所からやってきて、腎でより熱化して足のほてりとなって出てきている事もあります。
2つ以上の熱化が重なってくると両方一度に熱を冷まさないと足のほてりが抜けない事があります。
この辺りの見立てが難しい所です。
腰痛、足のしびれ 60代 女性
2月
昔からある腰痛で相談あり。
腰の痛みだけではなく、足にしびれが出て続いたり、だるかったりと日によって違いがある。
この方は6年前にも同じような症状でお世話させて頂いた方。
冷えると症状が強く出てくるらしい。
漢方の錠剤の組み合わせでお世話することに。
11月
10ヵ月振りに来店。
また寒くなりだして腰に出てきた。
「腰の漢方は良く効く」と本人曰く。
1月・6月
同じ物をお求め頂いた。
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