初回来店
手の平が水疱によって荒れて皮が盛り上がってくる、掌蹠膿疱症で相談あり。
手全体が白くグローブ状に硬化し肥大化した角皮症もかかっている。
今から数ヵ月前に広がりだしたと本人曰く。
塗り薬を付けたり付けなかったりで過ごしてきたが治らなくて来店。
この手の皮膚病の根本は血虚から始まる。
『邪の侵入するところ正気虚す』と素問の教えにあり。
つまり血虚によってバリアが弱かった所へ邪という汚れが溜まって体質的に、こおゆう皮膚病を作っている。
治し方は血虚に対しての増血剤と邪を体外へ出す漢方薬の併用が一番早い。
2回目来店
「便の出が悪くなった・・・漢方飲み出して」
「手の平は漢方飲んでる時すごく良くて指先が潤って・・・」
と笑顔で報告あり。
3回目来店
久々の来店。
しばらく(3~4ヵ月)落ち着いていたらしい。
この一週間前から手の平が真っ赤になって、それと指の間が痒くて少しかいて硬化している。
4回目来店
栄養剤だけで落ち着いている。
現在、良くなられたので漢方薬は中止されています。