初回来店
「背中はかゆくてかゆくて眠れない」と相談あり。
ずっとちょこちょこかゆみが出たり出なかったりだったが、9月頃より背中の痒みが引かなくなった。
近所の皮膚科にかかり、塗り薬をいろいろ処方され、塗っているが急に痒みがおそってくる。
60代より糖尿と高血圧の薬を飲んでいる。
そのためか、塗り薬のみで飲み薬は処方されていない。
背中だけではなく、胸からお腹も痒く、前側は手で、背中側は「孫の手」で掻いている。
個人皮膚科より紹介で今は中央病院の皮膚科にかかっているが、痒みは一緒とのこと。
見せてもらうと、背中全体が白くガサガサになって、掻き壊した跡もあり。
年齢的な肌の潤い不足によるものと糖尿体質によるものが重なって、肌のバリアと潤いがダウンし、痒みが起こっていると考えられる。
漢方的には陰虚血虚(いんきょけっきょ)による皮下の絡風(らくふう)が強いためと考えた。
とりあえずお店で1回分飲んで20分待ってもらうことに。
飲んで15分位で背中の痒みが軽くなったと本人曰く。
この日はこれで終わり。
次の日再来店
「昨晩はいつもよりマシでした」と。30日分お求め。
次の年3回目来店
「昨年と同じのを下さい」と久々の来店。
聞くと、昨年の30回分で前冬は落ち着き、夏の間は比較的気にならなかったとのこと。