夏風邪をひいてしまいました。    2018年 8月 9日


娘から私、そして妻、さらにスタッフと私の周りじゅう夏風邪をひいています。
そして長引いています。

冬にひく風邪でもこんなに引き込まなかたのに、なぜか今夏のウイルスは強いようで、思いっきり引き込んでしまいました。


ところが夏の風邪はどのようにひくのか?
風邪をひく時は必ず免疫や抵抗力がダウンしています。
暑さ負けや過労、寝不足などで肌バリアの「衛気(えき)」が落ち、そこへ風にあたると風邪をひきます。
風というのは寒風もあれば熱風もあります。
一番多いのは汗ばんだ所へクーラーの寒風にあたり風邪をひくパターンです。
この時期の風邪は冬の寒風による「風寒(ふうかん)」と言われるのと違い、体の中から暑さというか熱感が昇ってきます。

その熱によって咳が出るようになります。
それが長引くのです。
から咳でほとんど痰も出ず、が、のどにエヘン虫のような軽いイガイガが続きます。
これはクーラーの風にあたって出ていくべき熱が体の中へこもって除かれていないためです。
除かれないといつまでも続きます。


この熱を除き切るのに漢方では竹葉石膏湯(ちくようせっこうとう)や桔梗石膏(ききょうせっこう)を使います。

今、除き切っておけば、冬に風邪をひきにくくなります。

後々に残して他の病気を作らせないために服用することも漢方では「未病(みびょう)」と言い、大事な体の手当になります。


暑い中では肌の汗腺がいっぱい開き、また室温も高いので汗腺は夏は開き気味になっています。

そこに急激な冷風が入ってくると陽気バリアが傷付けられ、ウイルスの侵入を許してしまいます。

この陽気のバックアップは胃腸(脾胃―ひい―)がやっているのですが、冷たい飲み物の摂り過ぎで、お腹の中も水毒状態になってしまっていると十分なバックアップが出来ず、風邪も長引くようになります。
同時にのぼせやすくなります。

お客様には色々アドバイスするのですが、自分の体調管理が出来ていなかったと反省です。




足のつり       70代 女性

3月
足の弱りで相談あり。
少し長く歩くと、足のふくらはぎからすね辺りがつって、歩けなくなる。
しばらく休むと治り、また歩くと同じ様になる。
最近は、足がつるだけでなく体が重だるくなる感じもある。
病院より「芍薬甘草湯(しゃくやくかんぞうとう)」を処方され2週間試したが効かず。
血液検査は異常なし、食は細め、血圧は高めの時もあり降圧剤を服用中。
気の巡りの弱さから、下半身への血の巡り、水分の巡りが悪くなり、歩くと陰分不足を起こし、つると考えた。


4月
「服用しだして1週間位で、効いてきた」と報告あり。


4月
ほとんど症状が出なくなったので1日1回でしばらく様子を見ることに

現在服用中。



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