漢方薬の名前のしくみ


漢方薬の名前にはきちんと由来があり、一定の法則のもとで命名されています。

■含まれている生薬によるもの

<メインとなる生薬をつけた名前>

・葛根湯(かっこんとう)→葛根(かっこん)
・半夏厚朴湯(はんげこうぼくとう)→半夏(はんげ)+厚朴(こうぼく)

<含まれている全ての生薬の頭文字をとった名前>

・麻杏甘石湯(まきょうかんせきとう)→麻黄(まおう)+杏仁(きょうにん)+甘草(かんぞう)+石膏(せっこう)


■含まれる生薬の数によるもの

・五苓散(ごれいさん)→5つの生薬からなるもの

■その薬の効能を表すもの

・補中益気湯(ほちゅうえっきとう)→「中」とはお腹のことで、お腹を補って元気を益す(消化機能を補って元気にする)効果がある。



漢方薬の処方の名前は「漢字ばかりで読みにくいし、難しくて覚えられない!」という印象があるとおもいます。

でも、しくみや由来がわかれば覚えるのも楽しくなりますよ!



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