甲状腺について・№1



・甲状腺機能低下症とは

甲状腺に慢性の炎症が起きる自己免疫疾患で、代表的なものに「橋本病」があります。

甲状腺ホルモンの分泌量が低下するため新陳代謝が衰え、神経や臓器の機能が低下し左記のような症状が表れます。

治療法としては、足りない分の甲状腺ホルモンを内服薬で補います。


(松本病の主な症状)
・むくみ、しわがれ声
・皮膚の乾燥
・寒がり、体が冷たい
・無気力、疲れやすい、うつ症状
・食欲はないのに体重増加
・首の腫れ
・LDLコレステロール値が高くなった
・甲状腺が腫れてくる病気…慢性甲状腺炎、甲状腺腫、甲状腺ガン等があります。


●甲状腺の検査数値

甲状腺の状態は、主に次の3項目でチェックします。

・FT3(甲状腺ホルモン)→甲状腺ホルモンの全身への作用の程度を調べます。
・FT4(甲状腺ホルモン)→甲状腺ホルモンを作る能力を調べる。
・TSH(甲状腺刺激ホルモン)→基準値内の甲状腺ホルモンの過不足を調べます。


●その他の検査数値

「免疫異常(自己免疫疾患の体質の程度)」を調べる検査数値
…TgAb、TPOAb、TRAb、TSAb、TSBAb

「甲状腺の大きさや形の異常、腫瘍の有無」を調べる検査数値
…Tg(サイログロブリン)

があります。

甲状腺の数値についてのご質問など、いつでもお気軽にご相談ください。検査数値をご持参下さい!!




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