皮膚病の根本治療・№7        2019年 3月16日


にきびの赤みは化膿性の物が多く、腫れ物なので、炎症の赤みとふくらみ(盛り上がり)を作ります。

同じにきびの赤みでも、発色性の強い真っ赤な赤みは根が浅く、赤黒い物は根が深く、長引いて跡形も残りやすくなります。

チョコレートなど糖と脂肪を一度に多く摂ると次の日にきびが出来たりするように、にきびという基本体の中から出てきます。

摂り過ぎた糖や脂肪を胃腸や肝・腎で十分解毒できないと皮ふの薄い顔や顔回りに出てきます。

そこに普段から動物性の脂(あぶら)を多く摂っている人程、炎症は強くなる傾向があります。オメガ6という動物性脂肪)

また肌代謝にかかせないビタミンB群が不足(野菜不足)も関係しているでしょう。


これら食生活習慣に気を付けていても、出る人はよく出ます。
さらに赤くなる人がよく目立ちます。

では、にきびの赤みはどうすれば消せるのか。

もちろんコマーシャルにもあるように肌の手入れはした方が良いでしょう。
が、体の中から上がってくるにきび、肌の下に小さいシコリのようなものが出来て「ああこれは何日かしたら、にきびになって出てくるな…大きくなるな」と顔の表面で出てくる前から分かります。

そのため根本は出なくするように体質改善、食生活の見直しが、にきびの赤みに対する根本治療と言えるでしょう。

洗ったり、ローションなどでは出なくする事は難しいでしょう。


続きは№8でご紹介します。




汗かき        50代 女性

4月
40すぎてひどくなった汗かきで相談あり。
特に多いのが、額と首うしろ。
汗だけでなく、ひどいと顔が真っ赤になる。
もっとひどくなると、頭と体が重くなり吐き気まで出てくる。
さらに、微熱が出て寝込んでしまう。
若い時より上半身ばかり汗をかきやすく、冬など暖房の中へ入ると、赤ら顔になりやすかった。
化粧品などいろいろ試したが、目にみえる効果がなく諦めていた。
舌診すると、三焦~陽明経への湿熱のうっ滞あり。
これが、陽気(熱)の流れを阻害し、上へうっ滞していると考えられた。


6月
「暑いから汗は出るんですけど、熱が出るようなことはなくなりました・・・真っ赤には、前のように出ることはなくなりました。」と報告あり。



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