そして、かゆみの原因体質には必ず「血虚(けっきょ)」が存在します。
肌をかくと白い筋ができたり、粉をふいたようになったりしやすくなります。
本来の潤いのある肌は少々かいても傷付きにくく、また荒れにくく痕も残りにくいのですが、血虚体質になると、かゆみが起こりやすく、掻くとあとかたも消えるのに時間がかかったり、消えにくくなります。
高齢になると増血と巡りが落ちてきて、しだいに血虚がかかって背中がよくかゆくなったりします。
これがひどくなったものが老人性皮膚掻痒症と言いますが、現代では若年層にも増えてきました。
肌にいいとされるコラーゲンやヒアルロン酸などのサプリメントが人気なのもこの辺りの事があるのでしょう。
血虚体質の改善には皮膚病となれば漢方薬がとても有効なのですが、ふだんの生活も見直していきたいものです。
食事からちゃんと血の材料となるもの、レバー、貝類、プルーンなどを摂り、夜更かしも控え、目の酷使も避けるようにしたいものです。
その上で体質を改善する皮膚の漢方を飲まれれば、日に日に少しずつ落ち着いていきます。
かゆみが起こるとイジイジしてどうしても掻き壊してしまいます。
「かゆみさえなければ」と皆さん思っています。
生活の改善と漢方をうまく使って、根本から離脱していきましょう。
続きは№6でご紹介します。
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