血虚(けっきょ)体質とは、漢方用語で色々な意味が含まれますが、現代的には鉄分不足、血球の大きさ、そして、アルブミン不足なども含むようです。
肝臓で合成されるアルブミンというたんぱく質は、体の中で「トラック」の役目をしています。
トラックの荷台に「アミノ酸、ミネラル、脂肪、水分、薬」などを乗せて運ぶ役割をしています。
当然、「アルブミンというトラック」の数が多い程、全身に栄養も行き渡り、体調も良いし、また病気や症状からの回復も早くなります。
逆に「アルブミンというトラック」が少ないと、「水分」を運べないのでむくみが出ます。
肝臓ガンの方にむくみが出たり、腹水が貯まったりするのはその典型です。
さらに栄養がすみずみまで運べない方は肌の老化も早く、また筋肉も痩せてくるようになります。
さらにこの「アルブミンというトラック」は薬も運んでいます。
そのため、アルブミンが少ない方は薬の効き目も出にくくなります。
漢方ではこれらすべて「血虚(けっきょ)」と言います。
顔、胸、背中のにきび 30代 男性
8月
大人にきびで相談あり。
20才の頃より続くにきびで相談あり。
20代の時は頬や額のにきびだったのが30代になりあごに増えた。
さらにこの夏は鼻にいくつも出てきて、鼻にブツブツがいつもある感じで、又、赤みもあり、すごく目立つ。
この鼻のにきびを除きたいと相談あり。
若い男性で、もともとスポーツもよくされていた方なので、摂る水分量が多い。
それが体の中で「湿熱毒」を作り、にきびの原因となっている。
又、肺経にこれが貯まると鼻や鼻回りにも出る。
そこで根本の腹膜間と肺の胸中をキレイにする漢方を考えた。
9月
「落ち着いてきました」と再来店。
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