初回来店
右手薬指のバネ指で相談あり。
また腰も硬く痛むことあり。
腰は前々から痛む時とそうでもない時とあり。
しかし、動いていると忘れることも多い。
バネ指は今年に入って出だした。
そのせいか、指をグッと握りしめると痛むので、力いっぱい握れない。
目の酷使、寝不足などで、肝血が傷み「肝血虚(かんけっきょ)」となると、体の中を吹いている「肝風(かんぷう)」が強くなり、あちこちの「筋(すじ)」を乾かす。
そのため筋の動きがギシギシときしむようになる。
これがバネ指の原因。
40代後半から50代には多くの人にこれが出てくる。
それは肝血の材料となる食事からタンパク質やミネラルの吸収が悪くなってくるため。
若い時と同じように食べていても、年齢が上がるにしたがって吸収が落ちてくる。
そこに肝血を多く使う、目の酷使、寝不足による過労などが続くと、肝のオーバーワークとなり、「肝風(かんぷう)」という体内の風が強くなる。
風が吹くと「筋(すじ)」が乾く。
それが指で発症すればバネ指となる。
腰でも肩でも足でも、その人の弱い所に出てくる。
「肝風(かんぷう)」が急激に強くなって、脳水を乾かすと脳梗塞が発症してもおかしくない。
そこで肝血を潤しながら、肝風を抑えることを考え調合した。
2回目来店
まだ症状は残っている。
3回目来店
指がグッと握り込めるようになったと報告あり。
現在、良くなられたので漢方薬は中止されています。