初回来店
昨年夏終わり頃から悪化したアトピーで相談あり。
もともと小児よりひじ内側など痒みが出ることがあった。
が、悪化することはなかった。
昨年に受験勉強のため夏季講習に参加して、痒みがあちこちへ出るようになった。
それを掻き壊し広がり、パッと見もアトピーという感じになった。
ドクターには冷房と外の暑さの温度差による肌の疲れが原因で、寒暖性蕁麻疹から悪化したと言われている。
痒みを抑えるためにタリオン錠、アレロック錠、ビラノア錠と3種類の内服、さらに塗り薬も最強ステロイドが処方されている。
昼間は薬が効いて痒みはほぼ感じないが、夕方~夜、寝る前、夜間に掻き壊してしまう。
見せてもらうと、両肘内側、両胸上から鎖骨、首回り、額全体、まぶた上、背中上から肩甲骨辺りと上半身を中心に赤みとざらつきが目立つ。
舌診するとリンパ系の中に熱がこもり、痰毒と痰瘀毒(たんおどく)が見られる。
漢方でリンパ系水分の中の熱を冷ましていくようにした。
2回目来店
首から肩、胸の前側を中心にキレイになってきた。
4回目来店
「痒みはだいぶ引いてきました」と本人曰く。
6回目来店
汗をかいても痒みがほとんど出なくなった。
肌も元の色に戻ってきたので、病院の痒み止めを夜のみへ。
現在、良くなられたので漢方薬は中止されています。