●65才以上の暴力事件急増ー漢方での対応ー・№8
最後のひとつは頭の不調。一番は認知症です。
思考、記憶力、判断の衰え、物忘れの増加を自覚するとこれまた結構キツイものです。
若い時のような早く確かな思考、判断力が出来なくなる、物忘れが増える、覚えようとしても覚え切れない…こんな症状が出てくると認知症になってきているのでは…と不安なものです。
認知症とアルツハイマーは違うものですが、良く似た所も多々あります。
漢方では病名では区別せず、症状・状態・体質で分けていきます。
アルツハイマー病では、極端な脳水の乾きによって脳細胞が死滅してしまいますが、認知症は、そうではなくても老化によって誰しも少なからず物忘れのひとつやふたつあるものです。
以前、「老化とはひからびること」(「老化とはひからびること」の記事はコチラ)とシリーズで述べましたが、認知症もまた同様で、脳水のひからびによる、思考力の低下が大きく影響しています。
そこで、脳水をこれ以上ひからびさせない方法のひとつとして、「牛黄(ごおう)」があります。
牛の胆石の事ですが、頭にこもる熱(炎症)を除き、熱によるひからびを防ぐと同時に、脳の働きを活性化する力もあります。
熱を除く事で、血圧も安定化させていきます。
とても高い生薬ですが、「人参(にんじん)」、「麝香(じゃこう)」と組み合わせてシャープに良く効きます。
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