持続の為の破壊と再生&突然変異・№1  2018年5月25日


ここ2~3年「破壊と再生」がテーマのいろいろなものが増えてきているように思います。
例えば映画では、ともに大ヒットした「君の名は」と「ゴジラ」。
今あるものが壊され、そこから再生していく物語。
これらが大ヒットしたのは3.11を経験した日本人だからこそとも言えます。
日本で大ヒットしたからとアメリカへ持っていって上映したところ、ほとんど反響がなかったにも、うなずけます。


生物学研究の場でも、細胞内タンパク質の破壊が注目されています。
今まではどのように作られるかがメインテーマだったのが、今は、どのように壊されるかの方がより研究されているそうです。
体は変わらないために、古くなったものを完全に壊れるまで待たず、先持って自ら壊し、そして新しいものに入れ替えることで、絶えず、大きな故障の芽を摘んでいるのです。

変わらないために変わり続ける。

今を維持するためにも、変わり続けることが大事だと教えられます。
漢方にも「未病(みびょう)」と言い、病気として発症する前に手を入れて、抑えてしまうのが大事だと言っています。
故障してからでは大変なので、前もって手を入れる大切さ。
これからも少しずつでも発信していきます。






にきび、子宮内膜症、生理不順、生理痛     20代 女性

6月
にきびと生理不順などで相談あり。
(このパターンとても多いです)

もともとにきびは若い時からちょこちょこあった。
婦人科で子宮内膜症の治療に、黄体ホルモン系(ミレーナ)で治療中。
そのため月経周期が長くなり、不規則となっている。
これの副作用か分からないが、赤く腫れるにきび、しかも大きいのが出るようになった。
生理前にちょこちょこ出ていたのが、今はあまり関係なく出る。
しかも大きいため、出ても引かなくなって、目立つようになった。
また、もともと生理痛もひどく、鎮痛剤が必要なタイプ。
不定期で不正出血もあり。
これもミレーナによるものと考えられる。

最近婦人系の相談で、ピルの方よりミレーナによる治療をしている方にちょこちょこお会いする。
体質によって、卵胞ホルモンと黄体ホルモンのピルの方が合う方もいるし、低用量ピルで治療されている方もお会いする。
ただ、どちらもぴったりはまらないと内膜症や月経困難症も目に見えて改善しにくい。
体質を見ると、三焦水分系の濁と、血分の熱化が見てとれる。
これもミレーナによるものか分からないが、にきびの原因になっている事は確か。
そこで漢方的に今の体の矛盾を解決して、にきびや婦人系をキレイにする事を考えた。


7月
2回目の来店。
漢方飲みだして、大きいにきびは出なくなり、今まであったのも引いていた。


8月
にきびはほとんど引いた。跡形も少しずつ消えてきている。


9月
途中生理があったが、今までと違い出血の色が黒いのがなくなって、キレイな鮮血になった。
またいつもあった生理痛がなくなった。

10月
にきびはもうほとんど出なく、本人も良い状態と言われた。
婦人系をキレイにして、内膜症なども改善するのにもうしばらく続けることに。



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