尋常性乾癬・60代 男性



初回来店

約5~6年続く乾癬(かんせん)で相談あり。
今は顔以外、体中に発症していて少し赤みとふくらみのある苔状と自然に治った痕の茶色のシミが腹・背中・腕・足といっぱいある。
特に背中~腰~おしりの厚みがひどく一つ一つが大きい。
かゆみはそれ程でもないが、日によって太ももやすね辺りが痒くて目が覚める。
病院でも乾癬と診断されているが、持病(腎臓系)があるため抑える強い薬が使えないと言われている。
本人は半分あきらめているが、顔に出ると人前に出にくくなるのでそれが一番イヤと本人曰く。
乾癬は自己免疫異常による皮膚病と本人も知識あり。
漢方で免疫を上げながら、皮膚は自然とキレイになっていくことを説明。
この日より、漢方を始めることにした。


2回目来店

漢方飲みだして1週間位で、かゆみで起きる事はなくなった。
2週間くらいで背中の上の方が薄くなって消えてきた。
お腹や足はまだ変化が弱い。


3回目来店

胸・背中・腕など上半身はすっかり消えて、あとかたが薄くシミのようになっている。
腰から下の厚みは減っているが、まだあり。


4回目来店

半年ぶりの来店。
「去年、漢方飲んで良くなって、もういいかなと(飲むのを)やめていたが・・・最近また太ももや足が夜かゆくて・・・」
見せてもらうと、昨年漢方を服用して消えた上半身には出ていない。
治り切ってなかった足は、最初よりは軽いが、そのまま残っている。
背中のシミも消えて、もとの肌色に戻っている。



現在、良くなられたので漢方薬は中止されています。