尋常性白斑・50代 男性



初回相談

約20年位前より出てきた白斑で相談あり。
最初、手の指の甲側に何本か色が抜け出した。
その後、足の甲、おしり、ひじ外側へと広がった。
皮膚科にてステロイドの塗り薬を処方されたが、塗りながら他の場所へ出てきたので、途中から通わなくなったと。
ちょっと広がったり、進行が止まったりだったが、今年の夏を過ぎてひじ内側に出てきた。
さらに大きくなってきている。
最初の最初が薬指からだったので、「肝経三焦経(少陽)」に陰陽のバランス、邪の侵入が考えられる。
この方、お酒は飲まれないが仕事上のストレスはかなり大きいと曰く。
「三焦の気滞うっ熱」が標治(ひょうち)と考えられる。
また家庭内での理解も少なく、本人の悩み(皮膚に対する)は取り合ってもらえない。
本人としてはこれ以上広がって目立つと「他人の目」が気になって仕方なく、とにかく薄くしたと。
漢方を調合するにあたって、1~2週間考察時間をもらった。


3回目相談

指、第2関節のところに色が出てきた。
本人が言うには色が「チューリップの花のように」茶色が出てきたと。
手ひじ外側も少し色が付いてきた。


4回目相談

手の甲に茶色が出てきている。



現在、中止中。