自家感作性皮膚炎



自家感作性皮膚炎ってどんな病気?


自家感作性皮膚炎 症状は体の一部に強い皮膚炎(原発巣)が生じたあと、しばらくしてからその発疹の周囲から全身に細かい丘疹(きゅうしん)(散布疹(さんぷしん))が現れる疾患です。
じくじくした原発巣が現れて1〜数週間後にその周囲や顔、体幹、四肢など全身に直径1mm程度の丘疹が多発します。
激しいかゆみがあり、かいたところに新たな散布疹が出てくることもあります。
細かい散布疹が融合して硬貨大になったり、手のひらや足の裏では大きな水ぶくれになることもあります。


自家感作性皮膚炎の原因は?


元になる病変は接触性皮膚炎(かぶれ)、貨幣状湿疹、うっ滞性皮膚炎、下腿潰瘍、熱傷などです。
ある湿疹病変(原発疹)の治療が十分されていなかったり、細菌感染を起こしたりして急激に悪化した後、7~10日後に離れた部位の皮膚にもとの湿疹と同じような性質を持った発疹がたくさん見られる状態になります。


自家感作性皮膚炎のアオキ薬局流治療法は


初期又は部分に発症している時はステロイド(副腎皮質ホルモン)で早めに抑える事も大事です。
夜間にかき壊すのであれば、かゆみを抑える内服の錠剤も併用して下さい。
これらの病院での治療でも治り切らず慢性化・長期化してしまうと、漢方薬で根本から解毒する事をおすすめします。

治療法ですが、根本に皮膚のかゆみに対する閾値が上がっていることがあります。
乾燥肌でそのようになっている方もいれば、汗かきでそうなる方もいます。
ステロイドなどの塗り薬ですぐに引くのであまり気にしない方も多いのですが、またすぐに出てくるのが特徴です。
ひどくなると、アトピーと同じように夜間かき壊すようになります。
結節性痒疹とアトピー性皮膚炎の中間の処方が必要になってきます。

アオキ薬局の症例と経験では、お客様自身にお願いする養生が半分、漢方薬が半分です。
冷たい物(ビール、アイス、ジュース、ヨーグルトなど)の摂りすぎはお腹の中の免疫力(腸管免疫)をダウンさせると同時に消化不良による「濁」を作ります。
同時に日本人に合う食事をすすめてます。「漬物と梅干」です。
お腹をキレイにするのに一番です。
又、季節に採れる苦味の野菜は必ず食べるようにしましょう。
苦味の野菜には「熱を冷ます」力があります。

このような一人一人への養生と同じく一人一人の体質にあわせた漢方でお世話させていただいてます。


治療実績


実績はこちらをクリック