痛風


痛風の症状は?


痛風はある日突然発症する発作です。
痛風とは高尿酸血症を原因とした関節炎を来す疾患です。
痛風における関節炎は、関節包内に析出した尿酸の結晶に対する炎症反応です。
約70%以上の人が、痛風の初期症状は、足の親指から発症するといわれています。
症状は、関節に激烈な痛みがおこり、発熱を伴います。
病状が進むと足関節、膝関節まで進行します。
痛みの程度は極めて強く、「風が吹いても痛い」と云われるほど人間に起こる最も強い痛みを起こすもので、発作を繰り返すたびに症状は増悪します。痛み出す時間帯としては、夜寝ている間が最も多く、通常は1週間以内に痛みが治まります。


痛風の原因は?


痛風の原因となる物質は「尿酸」とされています。
「尿酸」は血液の中に混じり、普通に誰でも持っている物質です。
ところが、暴飲暴食・運動不足・ストレス・アルコールの飲みすぎなどを繰り返すことにより血液中の「尿酸」が異常に増えて「高尿酸血症」となって体の中で悪さを行い始めるようです。


痛風のアオキ薬局流治療法は


一番多いのは、足の指関節から発症するタイプです。
この場所は胃腸の経絡であり、食毒による汚れがこの場所に溜まり、痛風を起こしているというのが漢方の考え方です。
そのため食養生も大事ですが、食毒を生んでしまう胃腸の体質改善が最も大事になってきます。主にクマザサ・滑石・芒硝がよく使われます。
そこに麺類の多い方は麺類の消化を助ける生薬。
肉食の多い方は肉食の消化を助ける生薬などを足していきます。
痛風に対する漢方の効果は、経験上良く効くものです。
飲んでいる間はちゃんと効いて、ほとんど発作らしい発作は出てきません。
痛風自体が発作を繰り返して悪くなっていくので、発作が出ない事は、進行を止める大きな方法なんです。
コルヒチンを主とする病院の薬と、体質改善の漢方薬を併用するのが一番効果的です。


治療実績


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