糖尿病・50代 女性



初回来店

ヘモグロビンA1cが下がらないと相談あり。
5~6年前の検査で糖尿と診断。
その時ヘモグロビンA1cが6.2だった。
その後3ヵ月に1回定期的に測っているが、昨年より上がり現在ヘモグロビンA1cが9前後と続いている。
血糖値(空腹時)の値はそれ程高くないが、ヘモグロビンA1cのみ高くなってきた。
ドクターより食事のカロリーと運動は指導され続けているが、効果が出ない。
病院から糖尿の薬、メトホルミン・グリクラジド・テネリアと3種類も処方されている。
このままだとインシュリン注射になると言われている。
問診・舌診で体質弁証したところ、肝経への負担が大きく、二次的に脾経の働きを相克(そうこく)している。
五行の回転の法則より、肝経の相火が脾経をいじめ、働きを落としていると考えた。
そのため、本人は肩や背中のこりがひどく整体によく通っている。
また肝経の目も疲れやすく、かゆみも起こしやすい。
同時に肝経→心経→脾経のバックアップがないため、食べるともたれ・吐き気を起こしやすい。
現代医学では、膵臓インシュリンの働きが落ちて糖尿になるとされている。
膵臓は、漢方では脾経の一部に属し、肝経・心経の十分なバックアップがあって初めて本来の働きをする。
そこで、漢方は肝・心経の失調を回復し、二次的に脾経の働きを上げていくようにした。
またその方が、直接脾経の処方より負担が少ない。


4回目来店

たまに飲まなくても調子がいいと。


9回目来店

最近ヘモグロビンA1cが下がってきたと報告あり。
6.8位。



現在、良くなられたので漢方薬は中止されています。