掌蹠膿疱症(手のひら、足裏)・40代 女性



初回来店

約1年前からひどくなった掌蹠膿疱症(しょうせきのうほうしょう)で相談あり。
もともと手のひらに水疱が出てよく掻いていた。
1年前位から手のひら、腕内側、両足裏へと広がった。
手のひらは正常な所と水疱が出て破れた所で段差がひどく「曲げ伸ばしも痛い」と本人。
足裏は土踏まずから甲の辺りにも赤い湿疹が多数。
まずひどい手のひらを治すよう処方を考えた。


2回目来店

手のひらは段差が落ち着いてきて、少し皮が剥ける位のかさつきまで良くなった。
足裏はまだ大きい水疱、塊がいくつも出ていて、変わらない。
まだしばらく手のひらを治す処方のままでいくことに。


※この方は仕事でゴム手袋、ゴム長靴を着用する。
そのため熱がこもり、もともとの湿疹が荒れて掌蹠までに悪化したと考えられる。
ただし、ゴム手袋をする方が全員湿疹が出て荒れるわけでは無い。
体の中に邪熱があり、手のひらに火照りが出やすい方がなりやすい。


現在、良くなられたので漢方薬は中止されています。