掌蹠膿疱症・40代 女性



初回来店

約3ヵ月くらい前から続く皮膚病で相談あり。
皮膚科で診てもらったところ「掌蹠膿疱症(しょうせきのうほうしょう)」と言われ塗り薬を使用中。
約2ヵ月塗っているが治らず、足の裏・親指のつけ根の所にも皮がむけてきた。
今までこのような皮膚病になったことがなく、更年期の時期に入っているのでそのためかもと本人曰く。
月経も不規則で3~6か月ないこともあり。
体質弁証すると「血虚血熱(けっきょけつねつ)」から心包経(しんぽうけい)に熱が溜まり、手の平に移ってきたと考えられる。
心包経の熱は、のぼせや寝付きが悪い血圧が高くなる汗かきなどいろいろ症状を出す。


2回目来店

「手の平は治まってきた」と報告あり。
足裏がまだ痒くなる事があるので一部、腎経(じんけい)の内容に変方して処方した。


2年後 3回目来店

「皮膚のほうは今大丈夫なんですが、腰とひざが痛くて」と再相談あり。
特に右ひざの内側と外側の横部分が曲げると痛い。
いろいろ確認して、これは腎経(じんけい)の潤いが不足してキシんでいる状態。
亀板(きばん)鹿茸(ろくじょう)コラーゲンの組み合わせを考えた。


4回目来店

1回飲んで3日くらい良かったと、1週間後再来店。
しばらく続けて治していくことに。


現在、良くなられたので漢方薬は中止されています。