掌蹠膿疱症・70代前半 女性



初回来店

両手のひらの掌蹠で相談あり。
この方は、もともと足のすねに尋常性乾癬がある。
足は何年も広がりも減りもせずだったが、8月に顔に赤みが出て固定した。
かゆみはない斑状乾癬と考えられる。
同じ頃、両手のひらの皮がボロボロとむけだし、たまに水疱を伴う。
乾癬はもう長い付き合いなので気にならないが、手の皮がボロボロむけるのは、生活に差し支えて治したいと来店。
掌蹠と乾癬では発症の病理と深さが異なることが多い。
乾癬と同時に出てきた事から免疫系のダウンによるものと考えられる。
そこで掌蹠治療と免疫強化を併せてやることに。


2回目来店

「手のひらのむけるのはほぼ無くなりました…指先があか切れて割れるのがまだあって…」また、顔の赤みもほぼ消えて見えない。


4回目来店

腹部、足などに赤い小さい点疹が一斉に出た。
今も残っているがほぼかゆくない。
何か食べ物でアレルギーが出たか?


6回目来店

まったく全身消えたので、1日1回の服用で様子を見ることに。