掌蹠膿疱症・70代前半 女性



初回来店

35年続く手の湿疹で相談あり。
皮膚科で掌蹠膿疱症と診断。
ビオチン、ビラノア、フェキソフェナジンなどを処方され服用中。
掌蹠はもともと波のある皮膚病で、手のひらや足裏に水疱を伴う湿疹が出る。
またサイクルは個々で違い、ふつう年齢が高くなると長めとなる。
この方は湿疹が出る時、歯や体のあちこちが痛くなると曰く。
神経痛もあり、足のすね、足の甲に痛みが出る。
湿疹が出る時、この辺りの痛みがひどくなるらしい。
また更年期ぐらいの頃より気力が失せ、何もしたくなくなる事が多いとも。
そのため1日テレビの前から動かない日もあり。
特に手に掌蹠の湿疹が出て、足がうずく時は食事も面倒くさいと感じる。
漢方的に「気虚(ききょ)」が強いと思える。
やる気、元気が出ないということは、病気を治す力、病気から離脱する力も弱いのだ。
そこで、「気虚(ききょ)」に対する処方と掌蹠の湿疹に対する処方を合方とした。


4回目来店

「だいぶ出なくなっています。今はそんなに出ることがなくて、たまにポツポツ」とご本人曰く。



この方は皮膚が落ち着いてしまったら、体と頭をシャキッとするように「気虚(ききょ)」の漢方を強化していくと良いと考える。