食生活「流行り」ではなく『身土不二(しんどふじ)』・№2



このままでは日本人の体がもたない!?

●日本人の体を戻すカギ!『魚の油EPA・DHA』

「このままの食生活では、現代人・日本人の体がもたない」と危惧されている…。
では、何をもってそのように言われているのでしょうか?
それは、食生活においての「脂の摂り方」にあるんです。
アオキ薬局のお客様には今まで口をすっぱくして話してきたので、知っていますよね。
では、私たちは今どのような危機に直面しているのでしょうか。

私たちの体は、
①水分50~70%
②タンパク質15~20%
③脂質13~20%
④ミネラル5~6%
⑤糖質1%
で構成されています。

中でも、とかく悪者にされがちな「脂質」ですが、実は3番目に成分量が多く、また人体の中でとてもとても重要な役割を担っているんです。


その役割とは、

・細胞膜、血管の構造成分となる
(栄養素を取り込む、老廃物を排出する、細菌やウイルスの侵入を防ぐ、細胞同士の情報伝達)
・血液成分となる
・エネルギー源となる
・ホルモンを合成する
・脂溶性ビタミンの吸収を助ける
・生理活性物質を生成する
・脳細胞、脳神経細胞の構成成分となる

など多岐にわたり、その重要性から「命の燃料」とも言われているんです。
しかしその脂、どんな油から摂っても良いかというと、実はそこが問題なんです!!
脂質には、「飽和脂肪酸」と「不飽和脂肪酸」の2つがあり、飽和脂肪酸というのは肉や卵、乳製品などから摂れる動物性の油で実は体内で合成できるので必ずしも食事から摂る必要はなく、あまり摂り過ぎると弊害がおおくなるんです。
それにひきかえ不飽和脂肪酸は“必須脂肪酸”といって魚などから摂れる油。
体内では作り出せないので必ず食事で補わなければならないもの。
ですからここで何から摂るかによって健康が左右されるわけです。

そしてもう1点重要になってくるのが、不飽和脂肪酸の中でも「オメガ3」と「オメガ6」の分類とその摂取割合なんです!

不飽和脂肪酸には、相反する作用を持つ2種類がありそれが「オメガ3」と「オメガ6」。
オメガ3とは、魚に含まれるEPAやDHA、シソ油やえごま油など。
オメガ6とは、揚げ物などに使われるコーン油やベニバナ油、マーガリンなどの油です。
実はこの摂取割合、理想はオメガ3:オメガ6=1:2~1:4なんです。
ところが現状は、1:10~1:40と、とんでもないことになっているんです。
皆様もこの1週間の食事を思いかえしてみて下さい。
お魚とお肉や揚げ物の食事の割合「1:2」になっていますか?
それが実は健康を左右する食事の割合になっているんです。


かつて日本人は魚をたくさん食べていたため、「オメガ3」のEPAの必要摂取量を普段の食生活で摂取していました。

子供や若い世代ほど著しく不足しているというデータもあります。

実はこのまま、「オメガ3」と「オメガ6」=1:10~20の状態が続けば、人間の体はもたないのではないか、とも危惧されているんです。
なぜなら、前途で、「オメガ3」と「オメガ6」は相反する作用を持つ、と説明しましたが、具体的にはどう違うのでしょうか。

また「オメガ3」には上記以外にも…
・脳の健康維持(うつ・認知症予防)
・神経疾患の予防
・骨の健康維持
・血管年齢を若く保つ
・高血糖状態の改善
・肥満の改善
・ガン予防
などの働きがあり、これが本当に今の日本の現状をよく表しているように思います。
食生活が「伝統の和食」から離れ「欧米化」。
脂の摂取が「オメガ3」から「オメガ6」に著しく偏ったことで、様々な現代病が表れてきていることにお気づき頂けると思います。

とくに若い世代や子供たちの食生活の改善、そして、大人の現代病・生活習慣病予防を考えるためにも、しっかり「オメガ3」を摂取して頂きたいと思います。

当店には「オメガ3」摂取量“増量”の強い味方である、「EPA・DHA」を取り揃えております。

食事からだけでは補えない時は上手にサプリメントを使ってくださいね!



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