老化とは『ひからびること』・№2   2018年 4月30日


では、人間はどうしてひからびていく(乾く)のでしょう?
これは自然界とまったく同じ仕組みです。

洗濯物に例えて話せば、
1、絞ると早く乾く
2、風に当たると早く乾く
3、日光に当てて、温まると(熱がこもると)早く乾く

人間の体はこれとまったく同じです。

1.汗をいっぱいよくかく人は早くひからびる
2、寝不足や過労で体がほてっている人は早くひからびる
3、体の中の風が強い人程、早くひからびる

そして、人の体はひからびるとキシみます。
いろいろとガタが出てきます。

腰の筋がひからびれば体は柔軟性をなくし、硬くなり、腰痛も起こりやすくなります。
ひからびた筋が骨をギュッとすれば骨は変形します。
骨と骨の間の椎間板だって変形します。
それが皮膚にくればシワが増えます。
皮下の末梢血管にくれば血液の流れは悪くなりゴミがたまり、肌ではシミになります。

ひからびるのを防ぐことは老化を遅らせることにもなるのです。



ではどうしたら少しでもひからびさせないようにできるでしょう?
一番簡単な方法はちゃんと睡眠を摂ることです!!
ちゃんと睡眠を摂るのはとても大事なことなのです。

№3では、さらに具体的な話をしていきます。




顔の赤みで、ほてり  70代 女性

9月
約10年以上続いている顔の赤みで相談あり。
高齢(100才近い)父親の介護をずっと一人でやっていて、夜も何度か起きる事あり。
そのため寝不足と過労、ストレスから発症したと考えられる。
今年その父も逝き、自分の事に手が回るようになった。
赤み、ほてりもだが、夏は汗かきもひどくこちらもできるなら何とかして欲しいと希望。見ると顔全体に赤黒く、日焼けした後のような感じ。
まぶたの上まで赤く、朝はここが良くむくむ。
昔に比べ疲れやすくなったが、他に特にこれといった病気はない。
やはり介護のため睡眠が十分でなかった事が大きく影響していると思われる。
また年齢によるキ気虚による三焦(さんしょう)リンパの流れ不足と衛気(えき)不足も考慮した。


10月
2回目の来店。
「いい日と悪い日があって…良く寝れた日は言われるようにいいかも…。前より汗も落ち着いて」と報告あり。




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