老化とは『ひからびること』・№11  2018年 5月13日


前回までで「肝風(かんぷう)」の話をしました。
今回もこの続きです。

体の中を吹く風=「肝風(かんぷう)」は肝経を走ります。
肝は筋(すじ)を養っていますので、風で乾いた筋(すじ)から問題が起こります。
ただ、この「肝(かん)」だけの問題ではありません。
№1~№10までの間に何度も述べましたように体の内に熱が貯まると、風はより強くなります。
この熱は肝そのものの分もあるし、腎・胃腸・心・肺・脾からも波及してきます。
その中で特に影響が大きいのが、「腎と胃腸」です。
№1でも話したように寝不足は腎(じん)の熱を上げます。
漢方的には腎陰虚(じんいんきょ)が進むと熱が外へ出ていくと考えています。
その熱は肝をあおり、「肝風(かんぷう)」を強くするのです。



そして、その時出てくる症状のひとつにイライラがあります。
よく齢をとると「こらえ症」がなくなったと聞きます。
実際は、本人が気付いてないうちにイライラしているのです。
そのため長話や、つまらないと感じる話の聞き役に回るのがしんどくなってくるのです。
そうなるとついつい相手の話をさえぎって口を挟むようになります。

今、このブログ読まれている方はいかがでしょうか?
長話の人にイライラを覚えませんか?
そんな方は体の中の風がちょっと強くなってきて「こらえ症」が弱くなって、イライラしてきているんだと自覚しましょう。
そしてそんな自分に何か嬉しいごほうびをあげて一度落ち着かせるようにしましょう。
貯めてはダメですよ。




アトピー         30代 男性

6月
高校生の時から悪化したアトピーで相談あり。
「勉強が難しくなり、寝不足・ストレスが重なったせいかも」と本人曰く。
最近かゆみがひどく、寝ている間に無意識に掻き壊してしまう。
高校時代は卓球&テニスをがんばっていた。
もしかしたらスポーツによる汗で悪化した可能性もある。
アトピーの方は大きく分けて、夏が悪い方と冬の方が悪い方あり。
この方は、高校時代より、夏に悪いタイプ。
皮膚科には通ってて、治る事は難しいが、生活するのに困らないように落ち着かせていこうとドクターより言われ、現在アレロック・アイピーディ・アタラックス・シナール・ネリゾナ・ヒルドイドソフトを出されている。
症状を見せてもらうと、顔全体・首回り、特に前の胸辺りまで、両手の甲と手首、腕の内外側・背中全体・足ふくらはぎと全身に出ている。
顔の赤黒さが目立つ。
根本から矛盾を改善していくアトピー専用の調合を処方した。


6月
「すごく落ち着いて、赤みがこの辺り消えました」と顔を見せてくれた。
「毎年6月~8月は、汗でかゆみがすごいのに、かゆくないのでびっくりした」とも。

調子が良いのでこのまましばらく続ける事に。





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