冷房病と便秘のツボ・№2


肺経は、冷房で皮膚が冷気を受けると、冷えに負けないように頑張りますが、力が尽きてくると気血をめぐらす働きが弱まり、免疫力も低下し、全身倦怠、痛み、持病の悪化、長引く咳などを引き起こし始めます。

日々冷房の中にいれば、便秘も慢性化してきます。


体内の温度調節のための汗もかけなくなり、熱中症や夏バテにもなりやすく、しかもその回復は遅くなります。

冷房がつらい方にお勧めの食材は、タマネギです。

フラクトオリゴ糖が入っているので、大腸の働きを整えることは知られていますが、薬膳では「肺経の食材」と位置付け、冷え、風邪、便秘、下痢、血管系のトラブルなどに幅広く応用しています。

「魚際(ぎょさい)」は肺経の弱りが表れるツボです。

押して痛い、または気持ちがいい時は、日々の料理にタマネギを加えてみてはいかがでしょうか。


【探し方】
手の平側の親指の付け根ふくらんだところの少し外側

【ポイント】
血管が青黒く見える、押して痛い、気持ちがいい時は、
お腹まで冷えているサインです。




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